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今更聞けない!ワークフローって??

今更聞けない!ワークフローって??

働き方改革がすすむ中、多様で柔軟な働き方への関心が高まっています。
また、ウィズ・コロナの時代に突入したことで、各企業が「テレワーク」や「リモートワーク」を取り入れるようになりました。
そんな新しいワークスタイルの実現には「ワークフロー」が鍵となります。
「ワークフローの見直し」「ワークフローシステム」「クラウド型のワークフローシステム」…。
よく耳にする言葉だけど、なんだか説明できない…。
そこで今回は、そもそも「ワークフロー」とは何か?というところから、
「ワークフロー」をシステムとして利用するメリットについて解説していきます!

ワークフローとは?

ワークフローとは、業務における申請・承認などの一連のやりとりの流れのことを指します。

たとえば、申請手続きで「誰が」どのように確認し、「承認する」のかをあらかじめ決めておくことで、スムーズに手続きを進めることができます。
申請手続きでは、さまざまな人の確認や承認のステップを踏むことが多く、申請の内容などによって承認のルートが変わることもあります。そのため承認数が増えるほどワークフローはとても複雑になります…。
「ワークフローシステム」は、そんな複雑な「申請から承認の流れ」を電子化・自動化したものです。ワークフローシステムを活用すると、電子化された申請書類が自動的に承認者へ流れていくので、スムーズかつスピーディーに業務を行うことができます。
さらに、「クラウド型のワークフローシステム」を利用すれば、PCやスマートデバイスから「申請・承認・回覧」を行えるので、時間や場所を選ばない、多様なワークスタイルにも対応することができます。

ワークフローシステムを導入するメリット

前章でワークフローってこんなもの。というのがぼんやりご理解いただけたかと思います。
この章ではそんなワークフローをシステム化することによるメリットを4つピックアップし、詳しく説明します!

①ペーパーレス化によるコストカット
・申請系の書類がすべて電子化され、書類がかさばりません。
・申請用紙や書類にかかるコストを大幅削減!無駄な資源を使わずに済みます。
・決裁された後はファイリング・保管スペースも不要。
さらにシステム検索ですぐに過去の文書が見つかり、書類紛失の心配もないため、管理が楽になります。

 

②記入ミスや承認の抜け漏れの防止
・サービスによっては記入ミスがある場合にアラートで表示する機能もあります。
・未確認の申請書の誤処分を防ぐことはもちろん、未承認の申請書の一覧表示などもできる ので、承認の抜け漏れをなくすことができます。

 

③社内ルールの統一や情報の管理・共有がスムーズに
・「申請から承認」に関わる人物や組織、さまざまな情報とその流れがワークフローシステムとして可視化されるようになり、社内ルールや業務の見直しができます。
・申請フォームと承認ルートの一元管理により、必要な情報が必要な人に正しく伝えられることを担保できます。

 

④クラウド型ワークフローシステムで働き方改革などの多様な働き方にも対応
・クラウド型ワークフローシステムを活用すれば、どこからでもアクセスできるため、申請や承認、決裁業務のために出社する必要がありません。
・時間や場所にとらわれない働き方を実現します。

 

以上がワークフローシステム、クラウド型ワークフローシステムを導入するメリットになります。
目を惹かれるようなメリットが多くあったかと思いますが、そんなワークフローシステムにも、導入する際の注意点がございます。
例えば、自社の申請フローが複雑だった場合、製品によっては申請フローが複数設定できない事や導入後のルールが整理されておらず、導入後にフォーマットがばらばらで、業務負荷がかかってしまい、かえって負担になる可能性もあります。

また、組織変更など大きく会社が動く際に申請先や部署変更を自分たちで修正できる点や、既存システムとの連携、利用する社員への周知やマニュアルなど、導入してから先のリスクを考えてワークフローを導入しましょう。
料金などの部分に注目しがちですが、導入後のイメージや自分たちで使いこなせそうかの視点を加える事で、導入してからスムーズに運用ができるので、導入後のイメージをしっかりさせてワークフローシステムの検討をする事をおすすめします。

ワークフローシステムで業務効率化した事例

今までの章を経て、ワークフロー、ワークフローシステムとは何か。
導入することで自社にとってどんなメリットがあるか。というイメージがだんだん湧いてきたかと思います。
この章では更に明確にイメージができるように、ワークフローシステムを導入した企業が、
どのように業務効率化を達成したかについて、事例のご紹介をいたします。

 

『ペーパーレスで1帳票あたり毎月300枚を削減!経費のコストカットを実現』
A社の営業部では、営業担当者が書類の取り扱いに困っていました。
全国各地を飛び回る営業担当者は、何十枚もの書類を常に持ち歩かなくてはなりません。
書類の申請・承認においてもすべて紙で行うため、FAXや郵送を利用していました。
また、承認作業も、すべての書類に目を通し、サインすることに時間的にも肉体的にも
大きな負担を感じていました…。

そこで、A社は自分のPCから申請できるよう、「クラウド型ワークフローシステム」を導入し、業務の効率化とペーパーレスの実現に取組むことにしました。
その結果、1日20枚の書類を2時間かけて処理していたのが、今は通知がきたら確認し、承認ボタンを押すだけで承認作業ができるようになりました。
さらに、毎月1万円以上かかっていたFAX・郵送代はゼロになり、毎月300枚の削減を実現しました。このように、ペーパーレス化によって経費も大幅に削減できました!今では、重くてかさばる書類を持ち歩かなくて済むので、営業担当者も快適に仕事ができるようになりました!

 

 

『ワークフローで問題解決!スピード2倍・ミス3割削減!』
B社の総務・人事部門では、手続きや申請処理などを紙やExcelで管理していました。
しかし、紙での申請では書類の準備に時間がかかったり、記入ミスなどの内容不備があると、本人に確認したり、申請書類がどのような状況なのかわからないなど、さまざまな問題がありました。
また、社員の備品の申請をExcelで管理していましたが、数千人分の在庫を管理しなければならなくなり、Excelの運用ではデータ管理や申請、承認や確認作業が追いつかなくなるのではないか、という心配もありました。

そこで、B社は「クラウド型のワークフローシステム」を導入し、電子化・自動化による業務の見直しを行いました!
結果、「クラウド型のワークフローシステム」を導入したことで、申請スピードは2倍になり、申請時の内容不備を3割も削減することができ、総務・人事部門の業務負荷が減りました。
また、「申請から承認」の流れを可視化することで、作業の進捗状況もひと目でわかるので、データの管理や申請処理もスムーズになりました。

場所を選ばずにデータの管理や承認作業が行えるため、多様な働き方にも対応。社内からも「申請が前よりも速くて楽になった」「どこでも申請と承認ができるから、テレワークでも安心」と喜びの声が聞こえるようになり、働きやすい環境を実現しています。

Canbus.のワークフロー機能で実現できる事

Canbus. のワークフローは「クラウド型のワークフローシステム」となるため、2章で書いた4つのメリットを十分に活用できます。
Canbus. ではそれ以外にも、運用中に組織変更や業務フローの変更により、交通費申請や稟議書などの申請先を変更したい時も、直感的操作ですぐに修正が行えます。
通常の業務システムだと、長期間要する修正が自分たちですぐに修正できるため、働き方改革や変化の激しい現代において、すぐに業務改善ができます!

<関連記事>
申請処理の改善のポイントについて
https://canbus.com/tips-blog/function/2020-05-27/post-2117/

最後に

いかがでしたでしょうか。
ワークフローは業務の数だけ複雑になっていきます。
ワークフローシステムを活用し、自動化すれば「コスト」「管理」「時間」など、あらゆる部分でメリットが生まれます。また、トラブルやクレームへの対処も設定しておくことで、臨機応変なサポートに対応したり、設定したワークフローの経過を観察、分析することでその業務プロセスの改善やデータの蓄積にも役立てることができます。

さらにクラウド型のワークフローサービスを使えば、テレワークやリモートワークも快適に行えるようになります。
このようにワークフローを見直すことで、業務の効率化や多様な働き方をサポートなど、日常業務のさまざまな課題解決につながります。
これを機に、ワークフローについて考えてみるのもいいかもしれませんね!

さらにCanbus.について
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