組織変更をより効率的に!役割グループのネスト機能
皆様には、日々のアクセス権の制御やワークフローの作業者設定など、様々な場面で「役割グループ」をご活用いただいていることと思います。
これまでのCanbus.では、役割グループの中に別の役割グループを所属させることはできず、それぞれの用途ごとにいくつも役割グループを作成する必要がありました。
「この役割グループの中に、あの役割グループを丸ごと追加したい!」そんな管理者の皆様の切実な声にお応えするのがこの新機能、「役割グループのネスト機能」になります。
細かく分かれた役割グループをいくつも作成する作業はもう必要ありません。
設定漏れを防ぎ、運用管理を劇的にシンプルにするスマートな新機能をぜひご体感ください。
「役割グループのネスト機能」とは、既存の役割グループを別の役割グループのメンバーとして登録できる機能です。
なお、本記事では特定の役割グループ内にネストされた別の役割グループのことを「メンバー」と呼びます。
これまでのCanbus.では、別の役割グループと同じユーザーや組織を追加したい場合でも、再度選び直す必要がありました。そのため、変更対象の人数が多いと設定漏れが発生し、アクセス権の適用漏れやワークフローの作業者からの抜け落ちといった問題が「芋づる式」に生じる可能性がありました。
しかし、この役割グループのネスト機能により所属情報の設定を1箇所に集約することができ、より正確な運用が可能となります。
役割グループの概要についてはサポートサイトをご覧ください。
使い方:基本設定編
続いて、役割グループのネスト機能を設定する方法をご紹介します。
上記のような複数の役割グループを用意しました。
今回は、営業グループに法人営業チームと個人営業チームを所属させていきます。
営業グループを選択後、赤枠で囲われたアイコンを押下します。
アイコンを押下すると、役割グループ選択画面が表示されますので、希望の役割グループを選択し、保存ボタンを押下します。
今回の場合は、法人営業チームと個人営業チームを選択します。
◆本機能のポイント
設定した役割グループはこれまでの役割グループと同様に、以下の箇所で使用することができます。
・各アクセス権
・ワークフローの作業者
・ユニットの所属対象
またユーザーや組織と異なり、役割グループ名の右側に表示されているゴミ箱アイコンを押下することでメンバーから削除することが可能です。
(役割グループ選択画面から選択を解除することでも削除が可能です)
使い方:応用編
ここでは、基本設定編で行った役割グループの設定を基に、さらに一歩進んだ実用的な活用シーンをご紹介します。
営業統括本部に営業グループを所属させます。
この場合、下記のような所属構造となります。
例:営業統括本部 → 営業グループ → 法人営業チームおよび個人営業チーム
「営業統括本部」に適用されたアクセス権は、「営業グループ」だけでなく、さらにその配下にある「法人営業チーム」と「個人営業チーム」にも適用されます。
また、「営業統括本部」を作業者に指定した場合も、末端の役割グループまで含めたすべてのメンバーが作業者の対象となります。
「法人営業チーム」と「個人営業チーム」を互いにメンバーとして所属させます。
この場合、各々に設定されたアクセス権が、互いのチームにも適用されるようになります。
また、作業者に関しても互いのメンバーが対象となります。
③複数階層を持った役割グループ
法人営業チームと個人営業チームに対し、上位組織である「営業統括本部」をメンバーとして所属させます。
この設定により、以下のような循環した所属構造(ループ)が形成されます。
例:営業統括本部 → 営業グループ → 法人営業チームおよび個人営業チーム→営業統括本部…
このように所属構造が循環する場合、ループ内に含まれるすべての役割グループが、互いをメンバーとして扱う構造となります。
上記の例においては、法人営業チームの視点で見ると自身が所属させている「営業統括本部」はもちろん、営業統括本部の配下である「営業グループ」もすべてメンバーとして扱われます。
役割グループを上位から下位へと順番に設定した場合、自身より上位に位置する役割グループは、自身のメンバーとしてカウントされません。
例: 営業統括本部 → 営業グループ → 法人営業チーム
「営業グループ」は配下の「法人営業チーム」をメンバーとして含んでいますが、上位である「営業統括本部」はメンバーに含まれません。
役割グループのネスト機能は役割グループの一括登録(CSV インポート)には非対応となります。
そのため、本機能はユーザー管理画面上からの操作のみに対応しております。
今回はCanbus.の新機能である「役割グループのネスト機能」についてご紹介しました。本記事を参考に、ぜひこの機能をご活用いただき、日々の運用管理をよりスムーズに進めてみてください。
今後もCanbus.の機能についての記事も投稿をしてまいりますのでご確認いただければと思います。