こんにちは!
本日5月9日は「アイスクリームの日」です。
1964年5月9日に東京アイスクリーム協会が記念事業を開催し、
都内の施設や病院などにアイスクリームをプレゼントしたことから
「アイスクリームの日」として制定されました。
だんだんと気温が暑くなってきていますので、美味しいアイスクリームが食べたくなりますね。
さて、今回のテーマは「ノーコード~②実際にアプリを作成してみよう 業務フロー編~」です。
前回に引き続き、ノーコードについてご紹介します。
今回は業務フローアプリの作成に着目したブログとなっています。
ぜひ最後までお読みください。
1. 申請書のデジタル化
コロナ禍で働き方に変化があったここ数年。
それに伴いデジタル化が急速に進んだ企業様も多いのではないでしょうか。
一例として挙げられるのが申請書関連のデジタル化です。
リモートワークが普及したことにより、今までは申請書を記入後に押印>上司へ提出・・・
と手作業で行っていたものを、電子で簡潔できるサービスへ移行する企業様が増えたかと思います。
デジタル化することで環境の変化に柔軟に対応できることから
「働く場所にとらわれず申請処理が可能」、
分散していた業務が統合することにより「DXを用いた業務の効率化が可能」となりました。
しかしデジタル化を実現したいと思っても、ツールの選定やデジタル化のイメージが付かず
なかなか進められないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はノーコードで誰でも簡単にアプリを作成することができるサービス
「Canbus.」を例に用いて、申請書のデジタル化をご紹介いたします。
2. アプリを用意しよう
Canbus.ではドラッグ&ドロップでアプリを作成することが可能です。
前回のブログで簡単に作成方法をご紹介していますので、よろしければご覧ください。
また、「アプリストア」からテンプレートアプリ ※1 をダウンロードすることもできます。
※ 1 テンプレートアプリは基盤が作成されているアプリをダウンロード後、
自社に合わせてカスタマイズを行い、運用していただくことが可能です。
アプリストアでダウンロード可能なアプリは以下のURLより一覧をご参照ください。
Canbus.無料アプリストアのアプリ一覧
今回は、アプリストアから交通費申請アプリをダウンロードします。
<手順>
1.アプリ一覧の[+]マークをクリックし、[アプリストアから追加]をクリックします。
2.「交通費申請」アプリを選択>[追加]をクリックします。
アプリは画面左側から検索して探すことができます。
3.「アプリ一覧」にアプリが表示されます。
以上でアプリのダウンロードは完了です。
3. 業務フローの設定方法
今回は、「申請→上司承認→管理部承認→完了」のフローに
上司承認時のみ差し戻しを行うことが可能な流れの業務フローを作成します。
<完成図>
<設定手順>
1.テーブル名の横の[▼]をクリック>[テーブル設定]>[ルート管理]
2.画面左上の「このテーブルで承認ルートを有効にする」にチェックを入れます。
ステータス毎に、作業を行ったユーザーの印影が表示されます。
3.[このアプリ専用の承認ルートを作成する]>[+新規業務フロー作成]
4.「新規業務フロー作成」画面が表示されるので、「業務フロー名」を入力します。
プロセスを追加する場合は、画面左側から使用したいプロセスのオブジェクトを
ドラッグ&ドロップで移動させます。
また、[+行を追加する]で行を増やすことができます。
5.「プロセス」をダブルクリックすることでプロセスの名前や移行先などの詳細を設定します。
ここでは、[プロセス名]を「上司承認」にし、承認を行った際は「プロセス_1」、
差し戻しの際は「未処理」に移動するように設定をします。
6.同じように、「プロセス_1」をダブルクリックし、[プロセス名]を
「管理部承認」、承認後の移行先を「完了」に設定します。
7.設定が終わったら変更内容を[保存] > [適用]します。
以上で業務フローの設定は完了です。
今回はテーブルごとに業務フローを作成する手順をご紹介しました。
この他にも、すべてのテーブルで汎用可能な「共通業務フロー」を作成し使用することも可能です。
4. 作成したもので申請をあげてみよう
では、実際に交通費申請を行ってみましょう。
[+新規レコード]をクリックし、必要な項目を入力、[保存]をクリックします。
申請ボタンが表示されるので、[作業者]をクリックし承認を行うユーザー(上司)を選択後、
「申請」をクリックします。
選択されたユーザーは内容を確認し、次の承認者を選択後「承認」をクリック、
もしくは差し戻しの場合に「却下」をクリックします。
「承認」を行った後は、管理部のユーザーが承認を行い業務フローは完了となります。
「却下」で差し戻しを行った場合は内容を確認し、再度申請を行います。
「レコード上に作業者の印影を表示する」にチェックを入れている場合は
画面右上に印影が表示されます。
5. さいごに
いかがでしたか?
Canbus. の業務フローは柔軟に作成することが可能なため、
皆様の業務にも大いに役立つかと思います。
また通知設定と組み合わせることで、承認漏れを防ぎスムーズに
業務フローを回すことが実現するのではないでしょうか。
次回のブログではそんな「通知設定」にフォーカスを当てて、お話ししていきます。
今回もブログを読んでいただき、ありがとうございました。